先日の新聞で、「オーバートレーニング症候群」が紹介されていました。
これはスポーツに真剣に取り組む人がときに陥る症状です。
誰でも、ハードなトレーニングをすれば当然疲労が蓄積します。
そこでしっかりと睡眠や栄養をとり、
回復することでトレーニングの効果が得られ、結果にもつながってきます。
でも、時に生理的な疲労が十分に回復しないまま積み重なってしまい、
慢性疲労状態に陥ることがあります。
ひどくなると、全身の倦怠感、睡眠障害、食欲不振、体重の減少、集中力の欠如、
安静時の心拍数や血圧の上昇、そしてうつ症状に至ることもあります。(厚生労働省HPより)
先日の新聞でも記事に取り上げられていましたが、
サッカーの森島寛晃さん(元日本代表)、
柔道の原沢久喜さん(リオデジャネイロ五輪銀メダリスト)などが、
オーバートレーニング症候群であったことを公表しています。
サッカーのJ1広島でかつてリーグ優勝に貢献した森崎和幸さん、
浩司さん兄弟は、おふたりとも10年以上、
オーバートレーニング症候群からくる抑うつ状態に向き合ってきたといいます。
時には「死にたい」と思ったこともあり、
その経験を昨年、『うつ白 そんな自分も好きになる』という本にまとめ、出版されたそうです。
アスリートや選手は、目標に向かって練習で自分を追い込むこともあるでしょう。
そのときに十分に休養することも、練習と同じくらい大事になってくるわけです。
そして、私はまさに、「なんとなく身体がだるい、気分がスッキリしない」といった、
身体と心のバランスに不調が出ているアスリートの方のサポートをこれまでにも多くしてきました。
もちろん、症状がひどい場合はクリニックの受診が最優先なのですが、
オーバートレーニング症候群という言葉を聞いて、
「ちょっと思いあたるな」という方、
または周囲にそういう方がいらっしゃるという方は、
ご相談いただけたらお役に立てると思います。
もう、根性論で自分を追い込む時代ではありません。
現在はコロナの影響でオリンピックは延期、
スポーツ大会は軒並み中止となっており、
部活動も禁止とされているところがほとんどではないでしょうか?
そんな中、自分でトレーニングに励んでいる方もいらっしゃるでしょう。
先の見えない不安の中での孤独なトレーニング、
ちょっと自分を追い込みがちになっていませんか?
いま、こういう時だからこそ、自分をメンテナンスする絶好の機会です。
私が行っているサポートメニューのなかに、「フィジカル遺伝子分析」というものがあります。
これによって、自分に合ったトレーニング、運動後の疲れの取り方、
自分に合っている競技も知ることができます。
今の状況の中でも、自分に合った効果的なトレーニングしたいという方におすすめです。
そして今後、あなたが本当に結果を出すためには、
メンタル面のメンテナンスも不可欠です。
じっくりと自分の心に向き合うと、
あなたが結果を出すことを止めているものを、探りあてることができるんです。
これはスポーツだけでなく、
今後の人生のあらゆる局面(仕事、人間関係、家族関係、子育てなど)で生かすことができますよ。
いま、コーチングセッションもオンラインでやっています。
お気軽にお問い合わせください(^^)/
「コーチング、マインドフルネスのことなら大阪のEsprit(エスプリ)へ」
ブログ