こちらでも何度かお伝えしているように、
4月からオンラインでの瞑想会をしています。
先日は夜の瞑想会の前に、懇親会をしました。
好きな飲み物やお菓子、おつまみを食べながら、
リラックスした時間を過ごしました。
そもそも、コーチである私が、なぜ瞑想やヨーガをするようになったのか?
そんな話もさせていただきました。
私がコーチになる前に、カウンセラーをしていたころ、
うつや統合失調症など、精神疾患のクライアントさんに
カウンセリングをすることがありました。
そのとき、心だけでなく身体からのアプローチも必要なのでは?
と思うようになり、「ヨーガ療法」を学び始めたのがきっかけです。
また、私が「瞑想は、リラックスと集中を同時におこなう脳トレなんですよ」
と言うとみなさん、へえっ?という顔をしておられました。
脳トレ。
たしかに書店に行けばたくさんの脳トレ本が並んでいますが、
パズルとか、漢字を書くとか、クイズとか……
みなさん、脳を使うことだけが脳トレだと思っているようです。
でも、瞑想ほどすごい脳トレはないと思うのです。
今日はそのことについて書いてみます。
瞑想が脳に与える効果
脳には灰白質(かいはくしつ)という部位があります。
脳の中枢神経系組織の中で、ニューロン(神経細胞)の細胞体が集まっているところです。
集中力、意志力、決断力といった、
人が生きていくのに不可欠な働きをしている前頭葉も、
この灰白質で形成されています。
そして瞑想によって、この灰白質の密度が増加するという研究結果があります。
脳の基礎能力が上がるということです。
ニューロン(神経細胞)は、
まるでインターネットのように脳内ネットワークを形成していますが、
瞑想はそれを活性化させる効果があります。
脳のシナプスがつながりやすくなるようです。
ひと月ほど朝の瞑想会をしていて、最近、うれしい感想をいただくことが増えました。
特に多いのが、「朝瞑想をした日は仕事がサクサク進む」というものです。
ただその時スッキリして気持ちいいというだけでなく、一日効果が持続するようです。
また、「集中力が高まるので試験勉強にものすごく使える」、
というお声も複数いただいています。
これってすごい脳トレだと思いませんか?
また、自律神経は心臓の動き、呼吸、消化、発汗・体温調節、
内分泌機能などをつかさどっています。
これらはほぼ無意識のうちにやってくれている機能です。
ストレスの多い方は自律神経が乱れる傾向があります。
そして、この中で一つだけ、自分でコントロールできる機能がありますね。
そう、呼吸です。
瞑想で呼吸に注意を払うのはこのためです。
ただ座って、呼吸に注意を払い、今にいる。
それだけで自分をコントロールでき、
本当に大きなギフトがあるのが瞑想なのですね。
また先日の新聞で紹介されていたのですが、
女子サッカー(なでしこジャパン)の籾木結花選手が、
高校生と大学生の女子サッカー選手を対象に、
ご自身のオンラインサロンを立ち上げたのだそうです。
そこでも、マインドフルネスを取り入れているとのこと。
籾木選手は身長が153センチであることから、
「人にはそれぞれ差がある、すべての人に合う体を使ったトレーニングはない」
というのが持論。
こういう時だからこそ、身体よりもメンタルに着目した情報や、
じっくりと自分に向き合う時間を提供したいということのようです。
本当に素敵な試みですね。
私のオンライン瞑想の会は週一回なのですが、
そんなすばらしい瞑想を、毎日習慣化していただく方法はないかな?
と今、考えているところです。
もちろん一人ですることも大事ですが、
オンラインで、朝みんなで一緒に瞑想をすることの心地よさや温かさは想像以上でした。
そんな心地良い場をみなさまにご提供できるよう、準備しています。
ご興味のある方は、ぜひお問い合わせくださいね。
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