ショットを打つ前に自分がどんなことを考えているか
気づけるようになりましたか?
ショットのぶれをスイングのせいにしがちですが
悪いスイングは、思考によって創り出されていることが大半です。
広いコースでOBも気にならずショットを打てる時には
ナイスショットが打てるのに
狭いコースや谷越えのコースだと
「いやだな」「OBしたくない」「谷超えられるかな?」と思っただけで
身体は影響を受けています。
自分では思っていないのに無意識に力んで
スイングのタイミングがずれたり
腕が勝手に引っぱったりプッシュしたりと
ミスショットを引き起こしています。
そして、そういったスイングのことばかり
クラブを上げる位置が・・クラブを下してくるタイミングが悪かったと考えて
スイングを気にし始めてそのことにとらわれてしまうと
どんどん崩れ、もうどう打っていいのかが分からなくなる
そんな経験がみなさんあるのでは?
「脱力み①」では、
ああだこうだと考えていることに気づくこととお伝えしました。
今回は、気づいた上でその考えたことを手放す方法として
ルーティンをお伝えします。
ルーティンは、ラグビーの五郎丸選手が行っていることで
よく知られるようになりました。
ルーティンは、
・いつも(練習)と同じ心持ちをつくる
・さまざまな考え、不安や外からの影響を手放す
・今この瞬間の集中をつくる
ことができます。
ルーティンは上記の状態になれる自分に合ったものをつくっていきます。
青木功プロは、シャツの左肩を右手でつまみ上げる動作
五郎丸選手は手を組み合わせてお祈りのようなポーズからステップまで
といったように形が決まっているわけではなく、
その人それぞれにマッチしたハイパフォーマンスを生み出すための準備なのです。
ルーティンが決まったら、それを練習のときからやってプレーに入ります。
試合のときだけするというのは意味がありません。
普段していないのに全くいつも通りではないですよね。
緊張が伴う場面でも、いつも通りのプレーができるよう
ハイパフォーマンスができるように練習からルーティンを取れ入れていきましょう。
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